毎度!なにわの辛口おっちゃん評論家、浪速(なにわ)さんやで。
もう、ため息しか出えへんわ。
この前、汗だくで道歩いとって、自販機でジュースでも買うかと思ったら、コカ・コーラが190円。
ほんで、今年の秋にはついに200円の大台に乗るんやて。
たかがジュース1本の話やないで。
これは、今の日本のヤバい現実を、まざまざと見せつけとる、一個の象徴や。
今日はこの、重たいため息の理由について、皆と語り合いたい。
200円のコーラ。これ、異常事態やで。
まず、冷静に考えてみてくれ。
自販機でジュース1本200円やで。
「原材料費が~」とか「人件費が~」とか、企業の言い分はわかる。
わかるけどやな、スーパーやドラッグストア行ったら、同じもんが半値近くで売っとる。
この価格差は、一体なんやねん。
これはもう、単なる値上げやない。
「外で喉が渇いて、今すぐ飲みたい」っちゅう人の弱みに付け込んだ、足元見た商売やと思われても仕方ないレベルや。
わしらの給料はちっとも上がらんのに、物価高の波は容赦なく押し寄せてくる。
異常事態やで、ほんまに。
「ドル箱」から「赤字」へ…消えゆく自販機の風景
昔は「ドル箱」言われとった自販機も、今や1割が赤字。
この値上げで、さらに2~3割が赤字に転落するかもしれんらしいな。
わしが子供の頃は、街のいたるところに自販機があって、夜中でも煌々と光る自販機は、なんか安心する風景やった。
それが、どんどん街から姿を消しとる。
時代の流れと言われればそれまでや。
けどな、日本の当たり前やった風景が、静かに、けど確実に失われとるっちゅうのは、やっぱり寂しいもんやで。
大企業も苦戦?一番苦しいんは、わしら庶民や!
記事には「コカ・コーラもサントリーもダイドーも苦戦」て書いてある。(YAHOOニュース)
そら、大変なんやろな。
けどな、わしは言いたい。
一番苦しいんは、あんたら大企業とちゃう。
毎日毎日、満員電車に揺られて、汗水たらして働いて、ほんの少しの贅沢で200円のコーラ買うのにも一瞬ためらってしまう、わしら庶民やっちゅうねん。
あんたらには株も内部留保もあるやろ。
わしらにあるんは、次の給料日までの、カツカツの生活費だけや。
痛みのレベルがちゃうねん。
まとめ:この国は、どこへ向かっとんねん
結局な、自販機のコーラが200円になるっちゅうんは、今の日本が抱える問題の縮図や。
上がらん給料、止まらん物価高、活気を失うていく街の風景、そして、大企業と庶民の間に広がる、絶望的なまでの感覚のズレ。
この一本200円のコーラから、わしはこの国の行く末が、ほんまに不安になるわ。
…知らんけどな。