毎度!なにわの辛口おっちゃん評論家、浪速(なにわ)さんやで。
毎日毎日、車のメーター見てため息ついとる皆はん、ご苦労さんです。
ガソリン、ほんまに高いよな。
わしもスタンド行くたびに目ぇ飛び出そうになるわ。
そんな中、国会では何やらしょうもない言い合いが始まっとるで。
野党はんが「ガソリン税下げましょうや」いうガソリン減税法案を出したら、自民党の重鎮、麻生太郎さんが「そんなもんは選挙目当てのパフォーマンスや!」て一喝したらしい。
…どの口が言うとんねん!
今日はこの、国民をそっちのけにした政治家たちのくだらん泥仕合について、ガソリン満タンにしたいくらいの勢いで、ガツンと言わしてもらうわ。
野党の「パフォーマンス」、そらそうかもしれんけどや…
まず、麻生さんの言うことにも一理あるわな。
そら、国会の終わり際に、参院選も近いこの時期に、国民が喜びそうな法案出してくるのは
「ええカッコしたいんやろな」
「選挙のアピールやろな」っちゅう見方もできる。
それはわかる。
せやけどな、それが政治家の仕事の一部でもあるんとちゃうか?
国民が何に困ってて、何を求めてるかを示して「わてら、ちゃんと考えてまっせ」とアピールする。
それ自体は悪いことやない。問題は、その中身と本気度や。
ほな聞くけど、自民党は国民のために何してくれたん?
ここからが本題や。
野党を「パフォーマンスだ」と批判する麻生さん、あんたら自民党はどないやねん?
選挙前になったら減税チラつかせたり、ええことばっかり言うたりせえへんのか?
そっちこそ、よっぽど壮大なパフォーマンスとちゃうんか?
そもそも、ガソリン価格を一時的に下げる「トリガー条項」の発動をずーっと凍結しとるんは、どこのどなたさんでしたかな?
国民が「ガソリン高すぎる!何とかしてくれ!」て叫んどるのに、「いやー、財源がー」とか「混乱がー」とか言うて、重い腰を上げへんかったんはアンタら与党やんか。
野党のパフォーマンスを批判する前に、自分らが国民のために何をしてきたか、胸に手ぇ当てて考えてみいっちゅうねん。
生活かかっとんねん!1円でも安い方がええに決まってるやろ!
もういっそのこと、わしは言いたい。
パフォーマンスでも何でもええねん!こっちは日々の生活がかかっとるんや。
仕事で車使う人も、子供の送り迎えするお母ちゃんも、みんな悲鳴上げとんねんぞ。
政治家同士のメンツの張り合いとか、選挙の駆け引きとか、そんなもんはどっちゃでもええ。
わしらが求めてんのは、来月のガソリン代が1円でも安うなること。
その一点だけや。そのために働くんが、アンタらの仕事やろが!
まとめ:国民は見とるで、アンタらのそのくだらんケンカをな
麻生さんは「有権者はよく見ている。パフォーマンスは見透かされる」言うたらしいな。
その通りや!よーく見とるで。
野党の選挙目当てのパフォーマンスも、国民の悲鳴に耳を貸さんと政局ばっかり考えとる与党の怠慢も、どっちも全部、お見通しや。
要するにやな、与党も野党も「国民の生活」より「次の選挙での自分らの議席」しか見てへんから、こないな低レベルな言い合いになるんや。
ほんまに国民のこと思うとるんやったら、党派超えて「どうやったら国民の負担を今すぐ減らせるか」を知恵出し合えっちゅう話や。
まあ、どうせこの声も、霞が関の立派なビルの上までは届かんのやろけどな。
…知らんけどな。