毎度!なにわの辛口おっちゃん評論家、浪速(なにわ)さんやで。
飛び込んできたニュース見て、わし、持ってたお茶吹き出すとこやったわ。
みんな、覚えとるか?
あの「ムネオ」こと鈴木宗男はんが、なんと古巣の自民党に復党して、次の参院選に出るっちゅうねん。
…ちょっと待て、と。
時系列、むちゃくちゃになってへんか?
一回、疑惑で逮捕されて有罪まで確定して、維新から当選したかと思えばロシア問題で追い出されて、ほんで今さら自民党に出戻りて。
今日はこの、政界の「なんでもあり」な馴れ合い体質について、じっくり語らしてくれや。
覚えてるか?あの「ムネオハウス」と過去のいろいろ
若い子は知らんかもしれんけどな、昔「ムネオハウス」っちゅう言葉が流行ったんや。
北方領土の国後島に、日本の税金で作られた友好の家、それがまあ色々あってな…。
結局、鈴木宗男はんは斡旋収賄とかの罪で逮捕されて、有罪が確定しとる。これが大前提や。
もちろん、罪は償ったんやろう。
せやけど、一度は国民の信頼を裏切ったわけや。
その人が、どのツラ下げて「また国民のために働かせてください」て、古巣の門を叩くねん。
わしには到底、理解できへんわ。
維新→無所属→自民党…節操っちゅう言葉、辞書にないんか?
ほんで、この人の経歴がまたオモロイ。
2019年には日本維新の会から当選しとる。
せやけど、去年、国に届けんと勝手にロシア行って大問題になって、維新を追い出された。
これも記憶に新しいよな。
その人が、今度は自民党の比例代表やて。
理念とか政策とか、そういうもんはないんかいな。
「当選できる船」やったら何でもええんか?
これじゃあ、政治家やのうて、ただの議席にしがみつきたいだけの人やと思われても、文句言われへんで。
自民党も自民党や。選挙のためなら何でもありかいな。
まあ、鈴木はん個人のことを言うても始まらん。
問題は、こんな人物を「選挙のため」にホイホイと受け入れてしまう、自民党の体質や。
そら、鈴木はんは良くも悪くも知名度も馬力もある。
比例で入れたら、ある程度の票は計算できるんやろな。
せやけど、そのために党の理念やプライドを曲げてええんか?
過去に党の、いや日本の信用を失墜させた人間を、また党の公認候補として国民の前に差し出す。
その神経がわからん。
「古い自民党に戻った」なんて批判されとるけどな、この人が戻ってくること自体が、自民党が何にも変わっとらんちゅう、最高の証拠やないか。
まとめ:最後に審判を下すんは、わしら有権者やで
要するにやな、今回の鈴木宗男氏の復党劇は、鈴木はん個人の問題だけやない。
「数さえ取れればええ」いう政党の思惑と、「当選さえすればこっちのもん」いう政治家の思惑が、ガッチリ手ぇ組んだ結果や。
せやけどな、忘れたらアカン。
最後に審判を下すんは、テレビの前の、スマホ見とる、わしら有権者一人ひとりや。
この「なんでもあり」の馴れ合い政治を、このまま許しとってええんか。
選挙の投票用紙に名前を書くとき、その人の過去と未来を、しっかり見極めなあかんで。
…知らんけどな。