【31年間ありがとう】ロンブー解散。わしの青春と、一つのテレビの時代が終わった日。

アニメ風のイラスト。夕暮れの街を眺めながら並んで立つ、お笑いコンビを思わせる二人の男性の後ろ姿。長年のコンビへの感謝と、一つの時代の終わりを表現。

毎度!なにわの辛口おっちゃん評論家、浪速(なにわ)さんやで。

昨日の夜、テレビ見てて、思わず「うそやろ!」て声が出たわ。わしだけやないやろ。日本中の、特にわしら世代の人間が、同じように呆然としたんとちゃうか。

ロンドンブーツ1号2号が、解散て。

31年やで。わしらの青春時代、そのど真ん中には、いつも彼らがいた。今日は、ただの一ファンとして、彼らへの感謝と、一つの時代の終わりについて、語らせてほしい。

目次

銀座7丁目から見てきた、あの頃の衝撃

わしが初めてロンブーを知ったんは、まだ彼らが若手やった、銀座7丁目劇場の頃や。

当時の若手芸人の中でも、彼らは異質やった。ニヒルで、ちょっと悪くて、危なっかしい。

特に田村淳の、人の心の嫌なとこを的確に突く悪意に満ちたイタズラと、それに対して人のええ笑顔で困るしかない田村亮

このバランスが、たまらなく面白かった。

あっという間に、彼らはテレビの世界を席巻した。

わしらの世代は、ロンブーの番組と共に大人になったと言っても過言やない。

「ロンハー」という発明。テレビの常識を壊した功績

特に「ロンドンハーツ」は、テレビの歴史に残る番組や。

今みたいにコンプライアンスがやかましくない時代やったからこそできた、むちゃくちゃな企画の数々。

「格付けしあう女たち」も「マジックメール」も、今やったら大炎上間違いなしや。

けどな、良くも悪くも、そこには人間の本音や、むき出しの感情があった。

ハラハラしながらも、ブラウン管に釘付けになったもんや。

彼らは、テレビの常識をぶっ壊して、新しいエンターテインメントを作った。

その功績は、絶対に消えへん。

「闇営業」から狂った歯車。もう限界やったんかもしれん

けど、いつからか歯車は狂い始めた。

やっぱり、あの「闇営業問題」が大きかったんやろな。

会見での亮の涙、そして淳の怒り。

あの時、二人の間には、わしらには見えへん、けど修復できんくらいの大きな溝ができてしもうたんやと思う。

コンビやのに、所属が吉本と個人でバラバラ。

二人でやる番組も減っていった。

もう心も、向いとる方向も、とっくに別々やったんやろな。

無理してコンビとして続けるより、ここでキレイに幕を引くっちゅうんも、31年連れ添った二人なりの、優しさやったんかもしれん。

まとめ:31年間お疲れさん。これからの二人に期待しとるで。

生放送で、カウントダウンして解散。

最後の最後まで、視聴者をザワつかせて、最高のエンターテインメントに仕立て上げる。

あまりにも、彼ららしい幕引きやないか。

そら、寂しいで。もう二度と「ロンドンブーツ1号2号です!」て名乗る彼らは見られへんのやから。

けど、二人とも芸人を辞めるわけやない。

これからは、「元ロンブーの淳」と「元ロンブーの亮」が、それぞれどんなオモロイことを見せてくれるんか。

そっちに期待しようやないか。

31年間、ほんまにお疲れさん。そして、ぎょうさんの笑いをありがとう。

…これは、「知らんけどな」とは言われへんな。

心からの、ほんまの気持ちや。

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