毎度!なにわの辛口おっちゃん評論家、浪速(なにわ)さんやで。
次から次へと、ようもまあ、しょうもないニュースが出てくるもんやな、大阪万博は。
今度は、会場のゲート間を結ぶシャトルバスが7月1日から走るんやて。
便利な話かと思いきや、よう読んだらツッコミどころ満載やったわ。
今日はこの、一枚の切符から透けて見える、万博運営のえげつない体質について語ったる。
そもそも論。なんでゲートが混むんや?
まず、なんでこんなバスが必要になったか。
そら、地下鉄駅に近い東ゲートに来場者が殺到して、パンクしとるからや。
…って、そんなもん、計画した時点でわかっとったやろ!
小学生が遠足の計画立てるんでも、もうちょっとマシなこと考えるで。
人の流れを全く読めてへん、見通しの甘さ。
その尻拭いのために、今さら慌ててバス走らせてます、て。
まず、その段取りの悪さに、わしは開いた口が塞がらんわ。
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たった10分で400円!えげつない商売根性
ほんで、そのバスの料金がまた、えげつない。
たった10分、1.6キロの移動で、なんと400円やて。
そこらの市バスより高いやないか。
高い入場料払って、やっと中に入ったと思ったら、移動するだけでまた金を取る。
しかも、乗れるのは「西ゲートのチケットを持ってる人」だけて、ようわからん制限までつけよる。
やることなすこと、すべてが「どうやって客から金を搾り取るか」っちゅう視点で設計されとるようにしか見えへん。
「歩け」っちゅうことか?炎天下の1.6km
「400円が高いと思うなら、歩いたらええやん」てか?
協会はんも、ご丁寧に1.6キロの徒歩ルートを新設したらしいな。
けどな、考えてみい。
これから夏本番やで。
炎天下の中、小さい子供連れた家族や、足の悪いお年寄りに、その距離を歩けっちゅうんか。
鬼か!
結局、「汗だくで熱中症のリスク取るか、理不尽な400円払うか、好きな方を選べ」っちゅうことやろ。
どこが「いのち輝く」やねん。
どこに「おもてなし」の心があるねん。
人の弱みにつけ込む、優しさのかけらもないやり方やで。
まとめ:やることなすこと、全部チグハグや
結局な、このシャトルバス問題は、氷山の一角や。
計画の甘さ、後手後手の対応、来場者への配慮の欠如、そして何より、常に見え隠れする金儲け根性。
万博運営が抱える、あらゆる問題点が、この一台のバスに凝縮されとる。
彼らがデザインしとるのは「未来社会」やない。
「不便」と「不満」と「追加料金」の迷路や。
ほんま、ええ加減にしてほしいわ。
…知らんけどな。